Name: J-Mac OS 7.6.1 Update (Kanji) Version: n/a Released: July 10, 1997 Requires: Kanji Mac OS 7.6 Description: Mac OS 7.6.1 Update is a set of software enhancements that delivers improvements in stability for Macintosh and Mac OS-compatible computers running Mac OS 7.6. After installing the update, the Mac OS version on the computer will be Mac OS 7.6.1. This software is available as four Disk Copy compressed images, which require Disk Copy 6.1.2 or later to use. Download this software to your hard drive and then double-click it to use it. Disk Copy is available in the Utilities folder. From the Read Me included with this software: Mac OS 7.6.1 アップデート 概要とインストールについて ※ Mac OS 7.6.1 アップデートを使用できるのは? Mac OS 7.6.1 アップデートは、Mac OS コンピュータの信頼性を向上させます。 システムソフトウェアのバージョン Mac OS 7.6 より古いシステムソフトウェアをお使いの場合は、このアップデートをインストールする前にシステムソフトウェアを Mac OS 7.6 にアップグレードする必要があります。お使いのコンピュータでこのアップデートが使用できるかどうかは、下記の“お使いのシステムソフトウェアのバージョンを調べるには?”をご覧ください。 重要 : Mac OS アップデートプログラムを通じて、Mac OS 7.6 および Mac OS 7.6.1 アップデートを手に入れることができます。詳しい情報は、0120-50-5307 までお電話ください。 ※ お使いのシステムソフトウェアのバージョンを調べるには? 現在お使いのコンピュータが、どのバージョンのシステムソフトウェアを使用しているのかを調べるためには、以下の手順を行なってください: 1. Finder が動作中であることを確認してください。(Finder を動作中にするには、画面の右上角のアイコンのアプリケーションメニューを開いて、Finder を選択してください。) 2. 画面の左上角のApple( )メニューを開いてください。 ・Apple メニューの一番上の項目の“このコンピュータについて...”を選択してください。表示されたウインドウの右上の文字に注目してください。システムソフトウェア J1-7.6 の下に Enabler とある場合には、このアップデートはインストールできません。システムソフトウェア J1-7.6 と Apple Computer ,Inc との間に何も表示されていない場合には、インストールを続けることができます。 ・Mac OS 7.6 よりも古いシステムソフトウェアでは、Apple メニューの一番上の項目に“この Macintosh について...”と表示されます。この場合には、このアップデートをインストールする前にシステムソフトウェアを Mac OS 7.6 にアップグレードする必要があります。 ※ Mac OS 7.6.1 アップデートに含まれるものは? “Mac OS 7.6.1 アップデート”をインストールすると、信頼性と処理能力が向上します: ・ タイプ11エラーの修正 タイプ11エラーが起こると、作業中のファイルを保存できないままコンピュータを再起動しなくてはなりませんでした。修正によって動作中のアプリケーションを終了させるだけで、コンピュータを再起動させる必要がなくなりました。 重要:アプリケーションを終了させなくてはならないエラーが生じた場合には、他の開いているアプリケーションの作業を保存した後、コンピュータを再起動させることをおすすめします。 ・ タイプ112エラーの修正 マルチメディアアプリケーションを使用する際に生じたタイプ112エラーがなくなりました。 ・ CFM-68K Runtime Enabler 68040 プロセッサ搭載のコンピュータ上で、CFM-68K Runtime Enabler を必要とするプログラムを使用できるようになりました。CFM-68K Runtime Enabler は、アプリケーション間でコードリソースの共有を可能にするシステム機能拡張です。Mac OS 7.6 には、この機能拡張に問題があったために入れられませんでしたが、Mac OS 7.6.1 では修正されてインストールされます。 ・ PowerBook 1400 コンピュータでの赤外線による通信の問題の修正 コンピュータの起動時やファイル転送時に、赤外線ウインドウがふさがれているとフリーズする問題がなくなりました。 ・ QuickTime の信頼性の向上 QuickTime ファイルを使うアプリケーションプログラムで、サイズの大きい QuickTime ファイルを作業したり、メモリが少ない状態で QuickTime ファイルを使用する時の信頼性が向上しています。 ・ ハードディスク用 PC カードをデスクトップ上に表示するのに、ユーティリティプログラムが不必要に ハードディスク用の PC カードがデスクトップ上に表示されるようになりました。ユーティリティプログラムは必要ありません。 ・ バッテリ残量不足でシステム終了する前に表示されるメッセージの変更 バッテリの残量不足によってシステム終了する前に表示される警告メッセージが、3つから2つになりました。最初のメッセージは、終了の約2分から4分前に表示されます。2つ目のメッセージは、終了の約10秒前に表示されます。 ・ PowerBook 1400 コンピュータで、スリープ解除から復帰する時間の短縮 コンピュータのスリープを解除してからスクリーンが表示されるまでの時間が短くなりました。 ・ PowerBook 1400 コンピュータ上でコントラストと輝度の制御 画面をより明るく、もしくはコントラストを強くする場合には、それぞれの制御の上下矢印の上矢印を押します。 これまで制御の上下が逆になっていた問題が解決されました。 ・ Apple システム・プロフィールが新バージョンに PowerBook 1400 内蔵 CD-ROM ドライブなどの IDE CD-ROM ドライブが、Apple システム・プロフィールで表示されるようになりました。 ・ AppleVision ソフトウェアが新バージョンに 新バージョンの AppleVision ソフトウェアでは、信頼性がさらに向上しました。 ・ “サポートするすべてのコンピュータ用のシステム”でのグラフィックアクセラレータの動作 “サポートするすべてのコンピュータ用のシステム”で、グラフィックアクセラレーションのソフトウェアが正しく動作するようになりました。さらに、“グラフィックス・アクセラレータ ”機能拡張、“ グラフィックス・アクセラレータ2 ” 機能拡張が“ ATI Graphics Accelerator”機能拡張にまとめられました。 ・ Apple ビデオプレーヤが新バージョンに AppleScript を使用して自動処理ができるようになりました。 ・ IDE ハードディスク間でのサイズの大きいファイルのコピー 2つのIDE ハードディスク間で1 MB 以上のファイルをコピーする際、システムがクラッシュしなくなりました。 ・ ビデオキャプチャカードと ATI アクセラレータを使用時の処理性能の向上 PCI ビデオキャプチャカードと ATI グラフィックアクセラレータを使用した時のビデオ入力がより速くなりました。 Mac OS 7.6.1 アップデートでは、バグが修正されたのに加えて、それまで機能拡張ファイルとして提供していた機能のいくつかがシステムの一部となりました。これらの機能拡張は、機能拡張フォルダからなくなっていますが、再インストールする必要はありません。Mac OS 7.6.1 アップデートをインストールした後に機能拡張フォルダ内にある以下のファイルは必要ありません。 54xx/64xx Update version 1.0 54xx/64xx Update version 1.1 7.5.5 SCSI Server Update Assistant Toolbox PCI Network Legacy Layer version 1.0 PCI Network Legacy Loader version 1.0 PowerBook 1400 ATA Flash PowerBook 1400 PMU Updater PowerBook VM Tuner for OS 7.6 PowerMac Format Patch PowerPC Interrupt Extension さらに詳しい技術的情報は、“Mac OS 7.6.1 Update Technote”をご覧ください。 Apple Developer World サイト“http://www2.apple.co.jp/developer/ref_doc/technote/index.html”に載っています。 ※ Mac OS 7.6.1 で確認されている問題 ・ Mac OS 7.6.1 に Mac OS 7.6 を簡易インストールできない Mac OS 7.6.1 に Mac OS 7.6 を簡易インストールを使って再インストールすることはできません。(インストーラは、最新のシステムソフトウェアに対してアップデートできません。)Mac OS 7.6 を再インストールするには、 新規インストールを使ってください。特定のファイルをインストールするには、カスタムインストールを使用してください。 ・ Apple ビデオプレーヤ 1.6 でクローズドキャプションが設定できない TV チューナを搭載した LC630、Performa 630 および Performa 5200、6200、6300 シリーズ で、Apple ビデオプレーヤ バージョン1.6 のクローズドキャプションを設定するとクラッシュします。 ・ Mac OS 7.6.1 の ColorSync 特性ファイルと AppleVision 1710 Mac OS 7.6.1 では、ColorSync 特性ファイルのバージョンが古いために“モニタ & サウンド ”コントロールパネルの“カラー”の設定で ColorSync 特性ファイルを読み込むことができません。 ・ Mac OS 7.6.1 と NewsWatcher J-17 MacOS 7.6.1 アップデートをインストールすると、Apple Internetスタータキットに付属のNewsWatcher-J17 は使用できなくなります。NewsWatcher-J18 以降をお使いください。なお、最新のNewsWatcher-J は、中田了氏のホームページからダウンロードすることができます。: http://www2.meshnet.or.jp/~s-nakata/ ・ ドライブ設定によるハードディスクの保護 ドライブ設定のファンクションメニュー内にある“ボリュームのカスタマイズ...”で“書き込み禁止”にチェックマークをつけて“OK”ボタンをクリックすると、指定したハードディスクにロックがかかり保護されます。しかし、このようにして一度ハードディスクにロックをかけると、ロックの解除ができなくなることがあります。ロックを解除して書き込みを可能にするには、ハードディスクを初期化しなくてはなりません。“書き込み禁止”でハードディスクをカスタマイズしないことをおすすめします。万が一、ロックが解除できなくなった場合には、“書き込み禁止”の状態でもファイルの読み込みは可能なため、必要なファイルを他のボリュームにコピーしてから初期化を行なってください。 ※ このアップデートで修正されていない Mac OS 7.6 の問題 ・ Mac OS 7.6.1 がインストールされると Connectix 社の Speed Doubler が見えなくなる  Connectix Speed Doubler バージョン 1.3.1 以前と 2.0 は、Mac OS 7.6 と互換性がありません。バージョン 1.3.1 以前をお使いの場合にはバージョン 1.3.2 を、バージョン 2.0 をお使いの場合にはバージョン 2.0.1 にアップデートしてから Mac OS 7.6 でお使いください。バージョン 1.3.2、およびバージョン 2.0.1 以外の Speed Doubler は Mac OS 7.6 上で絶対に使用しないでください。 なお、日本語版に関する情報は、以下のメディアビジョンのホームページをご覧ください: http://www.iijnet.or.jp/mvi-cs ・ LaserWriter 8.3.4 ドライバの問題 LaserWriter 8.3.4 ドライバを使ってプリントする際に、プリントダイアログで出力対象をファイルに設定し、作成された PostScript ファイルをデスクトッププリンタにドラッグするとエラーメッセージがでます。 この問題を回避するには、 LaserWriter をバージョン 8.4.2 にアップデートしてください。 LaserWriter バージョン 8.4.2 はインターネットで配布されています。 以下ホームページをご覧ください: http://www2.apple.co.jp/FTP/INDEX.HTML ・ カスタムインストールする時の注意 すでにシステムを Mac OS 7.6.1 にアップデートした状態で、Mac OS 7.6 CD から一部をカスタムインストールする場合には、次のような警告メッセージが出ます。 「“ハードディスク名”上の“ファイル名”はインストールするものより新しいファイルです。“新しい”を選択してこのファイルを置き換えない、“古い”を選択してインストールディスクの中のものに置き換える、または“キャンセル”を選択してインストールを中止してください。」 このメッセージがあらわれたら、“新しい”を選択してください。 ・ Apple 社以外のプリンタで QuickDraw GX を使用するには QuickDraw GX をApple 社制以外のプリンタで使う場合には、QuickDraw GX プリンタドライバを入手するか、QuickDraw GX を取り除く必要があります。QuickDraw GX がインストールされている場合には、GX ドライバなしにプリントすることはできません。詳しくは、プリンタの製造元にお尋ねください。 ・ QuickDraw 3D 1.5.1 と Apple 3DMF ビューア 1.0.1 の問題 QuickDraw 3D 1.5.1 がインストールされている場合、OpenDoc 文書に 3D イメージをはりつけようとするとメモリ不十分というメッセージが表示され、3Dイメージを見ることができません。ファイルメニューの“情報を見る”でビューアのメモリサイズを増やしても、問題は解決しません。 ・ DayStar Digital 040 カードをお使いの場合 DayStar Digital 040 カードを使用する場合には、まず最初にカードを取り除いてからMac OS 7.6.1 アップデートをインストールしてください。その後、DayStar Digital 040 カードを装着しなおしてください。 ・ 2つのシステムフォルダが作成されてしまう ハードディスク上に2つのアクティブなシステムフォルダができる場合には、デスクトッププリンタを作成してください。デスクトッププリンタを作成するには、Apple メニューでセレクタを選択して、プリンタを選んだ後“作成”ボタンをクリックしてください。 ※ インストールの前に “Mac OS 7.6.1 アップデート”をインストールする前に、Disk First Aid(ディスク・ファースト・エイド)ユーティリティを使用して、お使いのハードディスクに問題がないか確認してください。Disk First Aid は、“インストール 1”ディスクに入っています。 以下の手順に従ってください: 1. “インストール 1”ディスクをコンピュータのフロッピーディスクドライブに挿入してください。 2. Disk First Aid のアイコンをダブルクリックして起動します。 3. Disk First Aid のウインドウ内で“Mac OS 7.6.1 アップデート”をインストールするハードディスクのアイコンをクリックして選びます。 4. “検証”ボタンをクリックします。 5. 検証の結果ハードディスクに問題が無ければ、ファイルメニューから終了を選びます。問題がある場合には、コンピュータに付属のマニュアル等を参照してください。 注意: Disk First Aid を使用する際に問題があるときは、コンピュータに付属のマニュアル等を参照してください。 ※ Mac OS 7.6.1 アップデートをインストールする “Mac OS 7.6.1 アップデート”をインストールする前に、お使いのコンピュータには Mac OS 7.6 システムソフトウェアがインストールされていなければなりません。また、ハードディスクに最低 10 MB 以上の空きを必要とします。お使いのコンピュータで動作しているシステムソフトウェアのバージョンを知るには、上記の“お使いのシステムソフトウェアのバージョンを調べるには?”を参照してください。 以下は“Mac OS 7.6.1 アップデート”を確実にインストールするための非常に重要な情報です。この手順にしたがってください: 1. “機能拡張マネージャ”コントロールパネルを開きます。 2. “セット”ポップアップメニューから “Mac OS 基本”を選びます。 3. 他社製の周辺装置が特定の機能拡張を必要としている場合には、それらの機能拡張等を“機能拡張マネージャ”コントロールパネルのリストでチェックしてください。(例えば、ビデオドライバ、入力装置、ネットワークカード用ドライバ、MO 用ドライバ等) 4. コンピュータを再起動します。 5. “インストール 1”ディスクをコンピュータのフロッピーディスクドライブに挿入します。 6. インストーラのアイコンをダブルクリックして起動します。 7. “アップル使用許諾契約”をお読みになり、使用条件を了承いただける場合には、“同意します”ボタンをクリックしてインストールを続けます。 8. インストール先ディスクに表示されるアイコンの名前が、インストールしたいハードディスクであることを確認してください。もし異なっている場合には、“ドライブ”ボタンをクリックしてインストール先ディスクを選択してください。 9. “インストール”ボタンをクリックします。 10. 画面上に表示される指示にしたがってディスクを次々に挿入してください。 11. インストールが完了したら、“再起動”ボタンをクリックしてください。 12. 起動したら“機能拡張マネージャ”コントロールパネルを開いて、停止しておいた必要となる機能拡張をチェックしてください。 13. これらを使用するには、もう一度、再起動する必要があります。(これによって問題が起きたときには、“機能拡張マネージャ”コントロールパネルを再度開いて、“セット”ポップアップメニューから“Mac OS 7.6.1 基本”を選び、コンピュータを再起動してください。) 14. デスクトップの再構築を行なう場合には、 Mac OS 7.6.1 アップデートをインストールした後、command ()キーと option キーを押したままコンピュータを再起動させてください。 “Mac OS 7.6.1 アップデート”のインストールが成功しなかった場合には: “Mac OS 7.6.1 アップデート”のインストールで問題が生じた場合には、上記手順2でポップアップメニューから“省略時セット”を選択し、編集メニューの“すべてを使用停止する”を選んでみてください。 ※ “サポートするすべてのコンピュータ用のシステム”のアップデート “サポートするすべてのコンピュータ用のシステム”は、Mac OS 7.6 がサポートするすべてのコンピュータで起動することができます。 “サポートするすべてのコンピュータ用のシステム”が必要な場合は限られています。 以下の場合に、このシステムフォルダが必要です。 ・ 着脱式装置もしくは外部起動ディスクを使って、複数の機種で起動させる場合 ・ 同じシステムフォルダを複数の利用者に提供する場合に、複数の機種に対応できるように簡略化したい場合 “サポートするすべてのコンピュータ用のシステム”に、Mac OS 7.6.1 をアップデートしても以下の内容は含まれません。 ・ “パスワード保護”コントロールパネル ・ “赤外線”コントロールパネル、“IrDALib”機能拡張、“IRLanScannerPPC”機能拡張 ・ “オーディオ CD コントロール”コントロールバー項目 複数のコンピュータをお使いでない場合には、“サポートするすべてのコンピュータ用のシステム”は必要ありません。 1. Mac OS 7.6 のカスタムインストールで作成された“サポートするすべてのコンピュータ用のシステム”で起動させます。 2. “Mac OS 7.6.1 アップデート”をインストールすることで、サポートするすべてのコンピュータ用のシステムフォルダをアップデートします。 ※ Mac OS 7.6.1 アップデート後に Mac OS 7.6.1 にアップデートした後に、OpenTransport 1.1.2 をインストールしてください。また、QuickDraw 3D をお使いの方は、新しいバージョンの 1.5.1 をインストールすることをおすすめします。これらは、インターネットで配布されています。 以下ホームページをご覧ください: http://www2.apple.co.jp/FTP/INDEX.HTML ゥ 1997 Apple Computer, Inc. All rights reserved. Apple, the Apple logo, LaserWriter, LocalTalk, Mac, Macintosh, OpenDoc, Performa, PowerBook, Power Macintosh and QuickTime are trademarks of Apple Computer, Inc., registered in the U.S. and other countries. Disk First Aid, Extensions Manager, Finder, and QuickDraw are trademarks of Apple Computer, Inc. PowerPC is a registered trademark of International Business Machines Corporation, used under license therefrom. 1997/4/17